ファッションモデルの知られざる歴史、時代を象徴するモデルの略歴などを
モデルマニアの私がモデルに関する雑学の集大成としてまとめています。
エル・マクファーソンは、オーストラリアを代表する世界的モデルであり、また実業家としても大成功をしています。
米・コロラドでスキーを楽しんでいるときにスカウトされ、そのままニューヨークに行き、クリック・モデルと契約しました。
当時、既に法律を学ぶために大学進学が決まっていたのですが、学業を断念し、モデルの仕事を選んだのです。
そして、すぐに売れっ子モデルになり、80年代を代表するスターモデルになりました。
身長183cmとモデルの中でもひと際背が高く、またスポーツで鍛えられた肉体はとても健康的で、「ザ・ボディ」という異名を持つことになりました。
その活躍は80年代には全盛期を迎えており、スポーツ・イラストレイテッドのカバーに過去5回も選ばれていることから、その人気ぶりが窺えます。
因みに、カバー5回というのは、SIモデルの中では最多記録です。
1990年代に入ると、モデル業よりビジネスを中心の活動を展開していきます。
自身のランジェリーブランドを発表しましたが、このブランドは、地元オーストラリアとイギリスで最も人気のあるブランドに成長しました。
自身の会社「エル・マクファーソン INC.」を設立し、化粧品ライン「ザ・ボディ」をプロデュースしてそれも大成功、巨額の富を築きました。
現在では引き続き、ビジネスで活躍しながらも、ファッショニスタとして、頻繁にファッション雑誌にも登場しています。