ドリアン・リー(アメリカ)

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ドリアン・リー(Dorian Leigh, 1917年8月23日~2008年7月7日)

ドリアン・リーは、元祖スーパーモデルの一人であると言われていて、1940年代から60年代まで活躍します。

モデルになる前は、デパートや航空会社で勤務した経験があるのですが、コノヴァーの事務所に入り、モデルとしてスタートを切りました。

ドリアンの優雅な美しさはすぐに注目され、あっという間に売れっ子モデルになりました。

1948年にはフォードに移り、更に妹のスージー・パーカーもフォード所属のモデルとして、この時期にデビューしました。

ドリアンは、アーヴィング・ペンやリチャード・アヴェドンのお気に入りモデルとして、頻繁に彼らと組んで仕事をしていました。

アヴェドンやペンと仕事をするのは、トップモデルの証といえます。

モデル業では右に出るものはいないほど、その存在感が際立っていたのは事実ですが、問題行動も多く、ゴシップ記事でも有名になるので、事務所や周りの人たちは困ることが多かったようです。

妹のスージーが「姉は毎日違う男の人と外出していたわ」と言うくらい男性関係も派手で、やがて既婚者の子供を妊娠・出産します。

こういったスキャンダルもあり、後にスージーとは絶縁状態になりますが、本人は自分のキャリアをモデル事務所経営に移し、パリで20年ほど暮らすようになります。

今、ドリアンの写真を見ても、その美しさに圧倒されるくらいで、間違いなく当時の花形モデルです。

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