ファッションモデルの知られざる歴史、時代を象徴するモデルの略歴などを
モデルマニアの私がモデルに関する雑学の集大成としてまとめています。
ファッション関係者がナタリアの名前を聞くと、すぐに「シンデレラストーリー」という言葉が思い浮かぶはずです。
それくらい、ナタリアが現在トップモデルの地位を確立するまでに、劇的なドラマがありました。
ナタリアは旧ソビエトの貧乏な地区で、母親と一緒に果物を売りながら生計を立てていました。
そんな彼女をモデルエージェントが見かけてスカウトし、ファッション業界に引き入れたのが全ての始まりでした。
英語を僅か3ヶ月で習得し、モデル業に勤しんだ結果、「最も稼ぐモデルランキング」では常にトップ10入りするくらいの売れっ子モデルになったのです。
更に2001年には、イギリスの貴族家系の男性、ジャスティン・ポートマンと結婚し、3児をもうけ、現在では裕福な家庭の幸せな母親になりました。
幼かった頃の彼女は、決してこのようなシンデレラストーリーを想像していなかったことでしょう。
ナタリアの魅力は、ピュアで美しい顔立ちです。
2000年代にドーリーフェイスが流行した時に、真っ先に頭角を現したのが彼女です。
デビュー後、その美しさに多くのファッション関係者が熱い視線を送ってきました。
彼女は、「ほしいものは全て手に入れた。何よりも、家族の身の安全のためにお金を出せること、これが一番大切なこと。」と語っていて、現在では家庭生活を中心にしながら、チャリティ活動にも力を注いでいます。