ファッションモデルの知られざる歴史、時代を象徴するモデルの略歴などを
モデルマニアの私がモデルに関する雑学の集大成としてまとめています。
1960年代にイギリスに現れた世界的アイコン、ジーン・シュリンプトン。
ジーンは現代にまで語り継がれる伝説的なモデルであり、また絶世の美女でもありました。
1960年に、クレイトンのモデルスクールを卒業し、その翌日からモデル業をスタートさせます。
ジーンがブレイクするまでに時間はかからず、あっという間に売れっ子モデルになりました。
しかし、彼女が大ブレイクしたことに関しては、私生活でも恋人であった、写真家デヴィッド・ベイリーの役割が大きかったようです。
ベイリーのミューズとなった彼女は、「ベイリーが私を作った」と話しています。
また、ベイリーはジーンの人気に貢献したばかりでなく、ジーンを撮ることで自らも知名度アップに成功しました。
1960年代に、彼女は「世界一稼ぐモデル」「世界で最も美しい顔のモデル」「世界で最も有名なモデル」と賞賛の嵐を浴びました。
そして、60年代後半に出現するツィギーに先駆け、ジーンはミニスカートのスポークスモデルのような存在になり、特にミニスカートを履いたジーンがオーストラリアを訪れた時には、オーストラリアでミニスカートとジーン旋風が巻き起こりました。
日本でツィギーがミニスカート旋風を起こしたような感じだったのでしょう。
モデルとしてのピークを過ぎてからは写真家と結婚し、現在はイギリスで夫とホテルを経営しています。