ファッションモデルの知られざる歴史、時代を象徴するモデルの略歴などを
モデルマニアの私がモデルに関する雑学の集大成としてまとめています。
マリサ・ミラーは、スーパーモデルと呼ばれるモデルの中でも、ひときわ個性的な活動をしています。
アメリカでは非常に有名で、2008年にマキシム誌の「最もホットな女性100人」のナンバーワンに選ばれ、2010年にはアメリカ版FHM誌の「世界で最もセクシーな女性」ナンバーワンに選ばれています。
アメリカでは、マリサが現れたことで「偉大なるアメリカンスーパーモデルの時代が帰ってきた」とまで言われました。
しかし、アパレルブランドの広告やファッションショーを多くこなすのではなく、むしろ一流ブランドとの仕事は少ないくらいです。
マリサは数年前にフォーブス誌のインタビューに応じ、「今のスーパーモデルの仕事は、ブランドを成功に導くことである」と断言します。
それと同時に、仕事内容を変えていきました。
例えば、2010~2011年にはNFLのスポークスパーソンに選ばれ、広告に登場すると共に、テレビではホスト役を務めました。
また、バイクブランド「ハーレー・ダヴィッドソン」が起用した初のスポークスモデルになり、更にラム酒メーカー「キャプテン・モーガン」の広告にも登場しています。
常に消費者の身近にあるものに着目し、そのキャンペーンを成功に導くために、企業に深く関わっているのです。
こうした活動をするモデルは非常に珍しいと共に、モデル業の新しい可能性を見ることができると思います。