マーゴ・ヘミングウェイ(アメリカ)

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マーゴ・ヘミングウェイ(Margaux Hemingway, 1954年2月16日~1996年7月1日)

マーゴ・ヘミングウェイは、文豪アーネスト・ヘミングウェイの孫で、70年代半ばから世界的な活躍をしたモデルです。

妹のマリエルも後に女優になりましたが、マーゴは現代的な健康美を持ち合わせた、カリスマ性溢れるモデルでした。

キャリアをスタートさせたからすぐに売れっ子になり、アメリカのニュー・ビューティと称され、また「ニューヨークの新しいスーパーモデル」とも言われました。

彼女は、宝石メーカー、ファベルジェの香水「ベベ」のスポークスモデルにも選ばれ、100万ドル単位の契約を獲得した最初のモデルにもなりました。

1976年からはハリウッドでも活動するようになります。

しかし、彼女には大きな問題がありました。

失読症、過食症などを患っていて、しばしばリハビリを受けなくてはならなかったのです。

また、後に結婚し離婚した後には鬱状態になり、アルコールやドラッグ依存などで、度々リハビリ施設に入院しています。

どうにか自分を立て直してショービジネスにカムバックしようとしましたが、1996年に、死体となって発見されます。

晩年は仕事もなく、恋人も親しい友人もいなく、一人で過ごしていたため、発見されるまでに時間を要しました。

その死因は、ドラッグの過剰摂取による自殺と判断されました。

しかし、現在でも頻繁にファッション雑誌で取り上げられるほどアイコニックな存在であったことは、間違いないようです。

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